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最近は写真日記。

金縛り

 金縛りを意識し始めたのは中学の頃。多分それ以前にもあったのだろうが、記憶にない。たまに部活に参加して疲れた日など、特に誰も居ない空間で寝ていると金縛りにあう。意識し始めてからは、寝入りには「あ、金縛りにあうかも」とわかるほどだ。高校生の頃は毎日の部活で疲れて果てていた所為か、金縛りというよりは、足が攣って起きることは良くあった。
 大学生の頃は不規則な生活をしていた所為か、金縛りにあうことがしばしば。中途半端に疲れていると良く無いらしい。身体が眠っているのに、脳が起きている状態か。金縛りにあうとほとんどが嫌なイメージだ。誰かが居るような居ないような。声を上げようとしても身体は眠っているので出るわけもない。
 金縛りにあうのは必ず1人で眠っている時。誰かと眠っている時は金縛りにはあわない。人と寝ている時は、金縛りというよりは寝言だろうか。夢の中で、佐野瑞樹に背中にゴキブリを入れられ「ゴキブリ!」と言って大騒ぎしたことがあった。問題はゴキブリじゃなくて、佐野瑞樹なわけだが。
 金縛りで調べたところ、ナルコレプシーという病名があるそうだ。これは過眠症の1種だとか。でも昼間眠くなって、30分以内の居眠りですっきりするとか、はしゃぎ過ぎて脱力感がするって、誰にでもあるような。治療すると夜間しっかりと睡眠を取れば昼間はすっきりするらしい。これは治療するべきかもしれない。僕は寝てしまうと何があっても起きない体質なので、確かに危うい。
 金縛りの怖いイメージというのは、怖い映画を見て、怖い夢を見るというのとはちょっと違う。どちらかというともっと臨場感があって、特に聴覚に訴えるものがある。そんな非科学的なお話し。