田臥勇太サンズで開幕登録

　日本人初のNBA選手誕生である。身長は173センチだ。183センチあると言われるアレン・アイバーソンでさえ、テレビ画面で見ていると子供の様な世界。15センチ位の差であれば何とかできる。それ以上は未知の世界。
　田臥が選ばれた理由は、3人目のポイントガードのためだそうだ。背番号が1番なのは色々な意味があるのだろうか。バスケがわからない人のために。ポイントガードとは、スラムダンクで言えば宮城リョータのポジション。ボール運びとパスがメインになる。またセーフティの役割があるために、サッカーで言えばボランチ気味の司令塔と考えられる。
　若月徹のコメントを読んで、少し驚いた。
「足は部員の中でも１、２を争う遅さ。でも、ドリブルをつきながらだと誰よりも速かった」
　僕の田臥勇太のイメージは「速」である。ただそう言われて思い出してみると、能代得意の速攻では両フォワードを走らせて、田臥がセンターからパスを出していたか。能代で遅いといっても、上の下である。ドリブルスピードは一番なのだから、総合的に考えてやっぱり「速」のイメージは変化ない。
　11月4日にはサンズの開幕戦があり、日本ではNHK衛星第１で放送される。運が良ければ第２ピリオドくらいには出てくるかもしれない。運が悪ければ、第4ピリオドの最後の方か。どちらにしても開幕戦。NBAに慣れさせるためにも、いくらでも起用すると思うが、やっぱりこの目で見てみたい。イタリアでは間違いなく中継しないだろうな。
　とにかくNBA入り、おめでとう田臥勇太。同時代にバスケができて良かった。

【スポーツ】田臥がサンズで開幕登録！日本人初のNBA選手誕生　サンスポ.com
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