Eurochocolate 2005:ユーロ・チョコレート2005

　そんなわけで今年もユーロチョコレートの季節がやってきた。今年は10月15日から23日まで。今のところ出店が少ないせいか、街中はまだチョコレートの匂いに包まれていない。ただ初日ということもあってかなりの人出で、普段なら5分もかからないメインストリートを歩くのに一苦労だった。
　ユーロチョコレートを見学する前に友人の家で話をしていると、彼がユーロチョコレートについて話だした。「ユーロチョコレートが始まって、2回目くらいまでは全てタダでチョコを配ってたんだよ。だけど人が集まりだしてね、結局今みたいな商業的な催しになっちゃったんだ。それと、最終日にチョコの彫刻を彫るだろう？そのチョコを拾って、見ている周囲の人間に配るけれど、そんなんで喜べるのなら幸せだよね。何年か前には人が死んでるんだよ」と愚痴モードに入ってしまったのだが、どうやらユーロチョコレートの始まりは全てタダだったらしい。多分、まだperuginaが買収されていない頃だろう。ちなみに死人が出たと言うのは、心筋梗塞で老人が倒れたのだが、人込みが邪魔で救急車が間に合わなかったという話しである。
　とにもかくにも、これから１週間程はチョコレートの匂いを気にしながら生活することになるのだが、やはりユーロチョコレートでチョコを購入する気にはなれないので、あまり僕の生活には関係ないものである。

Eurochocolate 2005
http://www.eurochocolate.com/it/perugia2005/programma2.html?
Perugina
http://www.nestleeuropeanchocolate.com/perugina/collection/about.asp