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最近は写真日記。

CyberShot DSC-F505KからIXY DIGITAL 400へ

 2000年から今回イタリアに戻ってくるまで使い続けたデジカメがF505Kである。勝った当時は10万越えで、現在ならばデジカメ一眼レフが購入できる価格である。売りは大きなレンズであるが、残念ながら大き過ぎて気軽には持ち歩けなかった。もちろんそのレンズのおかげで211万画素という、現在ならば携帯電話に付属しているカメラと同等の画素数ながら、最近のコンパクトデジカメに負けないくらいの画を見せてくれていた。ただ5年も使用すれば消耗品であるバッテリーもへたってくる。新しいインフォリチウムを購入するのであれば、そのお金で中古のコンパクトカメラでも購入しようと思った矢先に、地元のじゃんぱらIXY DIGITAL 400が19800円で並んでいた。
 IXY 400は2003年の初めに出た商品で、発売から2年以上も経過しているのに1万円台後半というのは少し悩み所だった。地元にあるヨドバシのアウトレットには同じ価格帯で、新品のDSC-L1とDSC-T3があったが、F505の経験からファインダーのついていないデジカメに手を出す気にはなれなかった。またどちらも記憶媒体はメモリスティックデュオで、そこまでの予算がなかった。結局IXY 400と、じゃんぱらで販売しているADATAのコンパクトフラッシュ256MBを2枚購入した。512MB1枚にしなかったのは、IXY 400が読み込んでくれるか曖昧だったからである。
 初めてのコンパクトデジカメは思っていた以上にフットワークが良い。直ぐに起動し、バッテリーの持ちも良い。何よりもポケットに入れて持ち運べるというのが嬉しい。今までだったら持っていかなかった様なところまで持っていってカシャカシャとやっている。
 ただやはり落とし穴があった。無邪気に200枚程撮り、iBookに画像を落とそうと思ったら、イメージがありませんと表示された。「あれ?間違って初期化でもしたかな?」と思ったが、IXYの方でメモリーを読んで見るとしっかりと容量が使用されている。が、しかしIXYでプレイモードにしても、やはりイメージが無いと表示される。壊れたか?と思い、違うCFで試したところ、問題なく撮影もできるし、iBookにも落とせる。残念ながら手元にカードリーダーがないので、読めなかった方のCFをマウントさせることもできない。今までMSでそういった類いのトラブルがなかったので安心していたが、やはり安物のメディアだとそういうことがあるのだろうか。それともこのIXYの方の問題なのだろうか。友人宅にカードリーダーを借りに行かなければ。

SONY CyberShot DSC-F505K
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/990823/sony.htm
CANON IXY DIGITAL 400
http://cweb.canon.jp/camera/ixyd/400/
SONY CyberShot DSC-L1
http://www.ecat.sony.co.jp/camera/dsc/products/index.cfm?PD=18699&KM=DSC-L1
SONY CyberShot DSC-T3
http://www.ecat.sony.co.jp/camera/dsc/products/index.cfm?PD=18351&KM=DSC-T3