apoPTOSIS:mod.HB

最近は写真日記。

フレンチとは何ぞや

 ポテトフライ、俗に言う、フレンチフライが無償に食べたくなって、冷凍物を1kgほど購入し、彼女と二人でバクバクと食べた。デブまっしぐらの食事中、「なんでフレンチフライって言うの?」という話しになった。
 調べてみると海外ボツ!NEWSにて以下の様に紹介されていた。

ベルギーとフランスのどちらが起源が、歴史家の意見は分かれるが、いずれにせよ、ジャガイモを同じ長さに切って油で揚げる料理は、19世紀には両国の庶民の間に定着していた。第一次世界大戦の時にフランス、もしくはベルギーのフランス語圏に駐留した米兵が、母国に持ち帰ったというもの。

もう一説は、英語の「french」という単語には「縦長の断片に切る」という動詞の意味がある(もしくはあった)。つまりフレンチフライは、最初、《frenched and fried potatoes》(縦長に切って揚げたジャガイモ)と呼ばれていたのが短くなった、というものだ。もっとも、こちらの説には、frenchの「縦長の断片に切る」という意味はフレンチフライの調理法から派生したもの、という説もあり、ややこしい。

 オーストラリアではイギリス英語だったのでマクドナルド以外は全てチップスと呼んでいた。当時はマクドナルドで販売されている様な細いポテトフライをフレンチフライ、ケンタッキーやモスで売られている様なちょっと太めのポテトフライをチップスだと思っていた。食べ方にしても、フィッシュ&チップスのチップスはマクドナルドのポテトフライよりも太く、塩とビネガーをかけて食べるのが作法だったので、食べ方によっても分けて呼ぶものだと考えていた。しかしどうやらそうではないらしい。米国ではポテトフライを全てフレンチフライと呼ぶのだとか(本当かどうかは知らないけれど)。
 その他に気になったのがフレンチトーストとフレンチキス。ダッチワイフもそうだが、これは語源blogで取り上げられているが、諸説あり過ぎてどれも信憑性に欠けるらしい。フレンチトーストに関しても、友人の米国人が仏国人にフレンチトーストを作ったところ、仏国人に「こんなのはフレンチトーストじゃないわ」と言われたとか。wikiを見る限りではヨーロッパの様々な国で作られており、フレンチフライ同様に、米国風の呼び方でしか無いようである。そうすると結局フレンチキスもそんな感じで、deep kissという言葉の変わりにフレンチキスと言っている様である。これは勉強さしてもらいます!より。
 要するに日本語のカタカナ語って結局のところ米国語に偏っていたりするのだろうか。何だか、他の言葉も怪しい。