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最近は写真日記。

世界遺産コーディネーター

 通称・世界遺産検定なるものが創設されたらしい。

この検定試験は、公式テキストなどで学んだ受験生が、初級から上級まで5段階のクラスに挑戦し、自分の知識の習熟度を知ることができるシステム。上級取得者はアカデミーが行うオープンカレッジの講師など「世界遺産コーディネーター」として登録される。

 気になったのは「アカデミーが行うオープンカレッジの講師など『世界遺産コーディネーター』として登録される」というのはどう意味だろうか。世界遺産検定で上級を取ると何かしらのメリットがあるのか。京都検定とかオタク検定とか、実用度が未知なのだけれど、世界遺産検定はそれ以上に未知な気が。ツアコンでも、海外ツアーを自分で組めるようなランクの人じゃないと、意味も無さそうだし。とそこまで考えて「世界遺産アカデミー」で検索してみたら、そういうアカデミーがあった。そこで「世界遺産コーディネーター」として登録されると何か良いことがあるのかは、やはり未知なのだけれど。
 世界遺産は古代遺跡ならまだしも、自然公園はちょっと辛いな。ちなみに第1回検定は、来年6月18日で、初級のみ実施。受験料は3675円となっている。首都圏・関西圏で5000人の受験を見込んででいるようだが、これからのメディアの紹介の仕方によって、受験者数は左右されるだろう。

特定非営利活動法人 世界遺産アカデミー
http://www.club-tourism.co.jp/history/heritage.htm