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最近は写真日記。

労働市場での僕の市場価値:200805

http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/rnc/docs/cp_s15070.jsp?accsKey=2aug64axx3c345n

 検索総回数が64回と、過去最低である。今迄であれば週平均20だったが、今回は16回と少なくなっている。年齢的な要因か、それとも市場における予算縮小の煽りか判然としない部分があるが、求人広告業界的には業績が落ちている。媒体の全体的なシェアには変化がないものの、各社苦戦が続いている様だ。求人の縮小原因としては景気の不況と、先行きの不透明感が挙げられる。安定志向から来る予算縮小が、労働市場を圧迫し、結果的に現労働者の給与にも影響する。そしてスタグフレーションが加速し、景気上昇の材料もまるで見受けられない。バブルの苦い経験が不況に拍車をかけている、と捉えても良い状況ではある。
 労働市場は、経済市場の後追いでもある。それは裏を返せば依然として日本の企業はハード重視である、ということの証明にならないだろうか。不景気だからこそ人材を投入して攻める、という企業は稀である。ハードが不振だから手持ちのソフトでやりくりする、というのが一般的であるが、結果的にソフトは疲弊し業務が向上しないというスパイラルが生まれる。システム的に例を出せば、ハードが疲弊し始めればソフトは安定せず、無理にバージョンアップをすれば、不具合が生じ、ハードとの相性が悪くなるばかりである。要するに横ばいを維持することを念頭においたとしても、メンテナンス(経営コンサルや人事教育等)余地の無い企業はそれすらも困難になり、何より企業として利益増とならない体勢では結果的にマーケットの影響を受けることになるのではなかろうか。