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最近は写真日記。

犬が緊急電話、飼い主救う

 4歳の大型犬(名はフェイス)が、飼い主である肝臓病の女性(45)を助けたというお話し。女性が自宅で突然気を失った際に、異常に気づいたフェイスが緊急番号である911を鼻で押し、電話口で吠え続けたという。フェイスは看護訓練を受けていたらしいが、僕の家のアインと比べてしまう。
 テレビ番組で「犬は飼い主を救えるか」という企画があった。地震・火事セットの中でガッツ石松が必死に飼い犬に対して、助けを求めるも、犬は知らん顔で尻尾を振っていた。アインも対した差は無さそうだ。
 訓練を受けているか受けていないかで、犬の行動にはかなりの差が出る。以前にも書いたが僕は何度か犬の訓練学校に訪れたことがある。まだ訓練を受けていない犬、既に訓練を受けた犬とでは、旧ザクシャアザク程の差があるかもしれない。
 「訓練された犬って、手間がかからないから良いんだけれど、何の面白味もないって。待てって言ったら、ずーっと待ってるし」なんて話しを聞いたことがあるが、人間社会に適応させるために訓練をするわけだから、動物的な面白味は削ぎ落とされる。
 僕は自分で躾たかったので、学校に預けることは無かった。時間が無くてお金があれば、学校に預けることも良いと思う。かといって別に訓練を受けさせなければいけない理由は何も無い。根本は犬と一緒により良い生活ができるかであって、特別な訓練をすることが絶対的な方法ではない。最低限の躾と、包容力があれば全てを補える。
 それでも一度くらい、訓練された大型犬と共に生活をしてみたい。犬は人間よりも遙かに利口で、僕らの方が学ばなければならないことが多い。その糸口として、彼らが僕ら人間に歩み寄ってくれるのであれば、訓練された犬との生活で得られるものは大きいのではないだろうか。

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犬が救急電話、飼い主救う 米CNN報道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041030-00000054-kyodo-soci