apoPTOSIS:mod.HB

最近は写真日記。

持病とか

 運動ばかりしてたりするので、「身体は丈夫そうだよね」とは言われるが、実際のところ、めっきり弱い。

 調子に乗ったときはで記述されていることが痛いほどわかる。というか、実際痛いのだけれど。id:mitsubeさんの言葉。

今ね、私ね、生きてて楽しいよ。あの頃死ななくてよかった。ざまあみろ。ばんざーい。

 僕も妹もアトピーで、赤ん坊の頃から、体中掻き壊して、傷だらけ。赤ん坊の頃の写真を見ると、顔とか引っ掻きまくってる。ただ両親ともにアトピーもアレルギーもなくて、これはもうやっぱり土地柄なんだなと。工業地帯では、産まれてくる子供にその影響があるというけれど、やっぱり僕の周囲ではアトピーとか喘息持ちが多くて、そこら辺の因果関係ははっきりさせて欲しい。ジャンクフードばかり食ってるからだ、とか言うけれど、ジャンクフードを食べる前から、アトピー持ちは何ですかと。
 夏は夏で、汗をかけば、痒くなる。掻くと、赤くなって、血が出て、カサブタになって、それが汗でまた痒くなる。冬は乾燥して、カサカサになって、もう体中痒いわけで。産まれながらにしてそんなんだから、もう慣れてしまっているけれど、ボリボリボリボリ掻きまくるから、慣れない人はやっぱり「ちょっと止めてよ」となるのである。まぁ例えば彼女とかの「止めてよ」には、やっぱり「後々痛くなるから、我慢しなさい」という視点があるにしても、全くの他人の場合、「痒いのかよ!汚いなぁ」という視点が大半の気がするのだ。
 子供の頃は必ずと言って良いほど衣服に血がついていた僕だけれど、成長すると共に、コントロールできる様になって、「うーん、やばいかも」と思った時に塗り薬をつければ、酷くならなくなった。中学からはシャワーの回数が増えて、「確かに身体を清潔に保ってれば、あんまり痒くならないかも」と自己暗示にかかって、「アトピーです」という様な肌ではなくなったのは確かである。ただ調子にのって、薬を持たずにオーストラリアに留学した17歳。食文化が変わって、半年後には、首から背中にかけて、真っ赤になって、当然の様に、カサブタとブツブツと血だらけだった。現地の皮膚科に行って、塗り薬を貰ったら、1週間程で綺麗になったけれど。
 なので日本に帰る度に、皮膚科と眼科には、必ず薬をもらいに行く。皮膚科の若い先生たちは、「う〜ん、綺麗だけれどねぇ。まぁ、一応薬出しておきます」とかって言うけれど、「っていうか、カルテ見ろよ。子供の頃から通ってるんだから」ってつっこみたくなる。僕の場合、今は薬さえあれば、自分でどうにかなるし、その薬も弱いので、皮膚に問題は無さそうに見られる。ただやっぱり「何もせずに綺麗な肌」と「定期的に薬を必要とする肌」では、自然な方はどっちだよってなるわけで。
 まぁでもそれを原因に苛められることは無かったから、勝手に自分が気にしているだけなのだけれど。やっぱり「汚い自分」というイメージは払拭し切れないところがあって、他人に触れることが恐かったりもする。特に女性には、気を遣うのである。時々、女の子が冗談で、「あ、何、私に触るの嫌なんだ?」とかって言ったりするのだけれど、その度に「いや、そうじゃなくて、僕に触られるのって、嫌じゃないかな」→「今は、特に何ともないけれど」→「子供の頃の自分の身体のイメージがあって」→「皮膚がボロボロで、カサブタと血だらけで」とかって説明をするわけでもなくて、「じゃあ、おっぱい触らせてください」ってなるわけだ。
 実際、アトピーとか以前に、胸毛でひかれるのが現実問題としてあるんだけれどね。