チワワ盗難

　チワワ盗難事件を、読んで、盗難というより、もう誘拐なのだけれど、これは本当に恐い。
　僕もアインの散歩に行くと、スーパーとか本屋やTSUTAYA、コンビニなどの店頭に結んでおいて、買い物とかするのだけれど、時々「お兄ちゃん、最近変な人が多いから、犬も盗まれるからね、気をつけなさい」なんて言われる。アインはリードを何処かに縛りつけると、その場に座り込んで、ボーッとしているので、何時間でも待ってられるのだけれど、マクドナルドとかに入る場合には、やっぱりウインドウ越しに見える位置に居ないと心配である。というか、そんなんだったら連れて行くなよというのが、真っ当な意見なのだけれど…。でも、イタリアであれば、何処でも一緒に連れて行くのが当たり前で、人間と犬の垣根は低いわけで。しかも人権ならぬ、犬権はしっかりあって、日本みたいに犬畜生とか言われたりしないわけで。
　親にも時々怒られる。「ちょっといい加減、アインは置いていきなさい。アンタはそうやって何処でも連れて行くけれどねぇ、知らないわよ、殺されても！」と脅されるのである。
　いつだったか、アインを酷く気に入ったお子さんがいて、庭に出しておいたアインを勝手に持ち出して、散歩に行ってしまったことがあった。昼間のことだから、僕はいなかったのだけれど、妹が言うには、「しかも、連れて来たのは、親でも本人でもなく、その友達なの。オカシイでしょ？ちょっと、アンタがねぇ、しっかり面倒みない（ｒｙ」だそうだ。嫌、別に昨今の家庭教育にどうのこうのって責任転嫁したいわけじゃないけれど、そこのお子さんは、他の犬にもかなりちょっかいを出していて、しかも親は放任しているので、かなり要注意なのであった。今は、どうなっているかわからないけれど。教育ってなんだろう。
　それ以来、「確かに恐いな」と思うようになったのだけれど、それはやっぱり自分が子供の時に同じようなことを考えていたから、余計に恐くなったのだ。「どうしてこんな所に結び付けておくの？きっと、嫌な飼い主なんだ。私にこんなに懐いてるんだから、この子は私と一緒に居た方が幸せのはず」とかって思っちゃったら、もうリードをほどいて、罪悪感など無しに、連れて行ってしまうわけだ。嫌、僕はそういう行動には出なかったけれど、やっぱりそういう風には感じることもあったわけで。
　ただチワワの場合は、「可愛い」とかって次元を超えて、「商品価値」として見られるから、もっと恐い。アインは元々捨て子で、しかも雑種だから、誘拐されても売り飛ばされる危険性は皆無なのだけれど、チワワは、その人気からして、「生き物」以前に「商品」として、盗まれていると思うと、ただ本当にいたたまれない気持ちになる。ミシェルの自力脱出と、飼い主さんの保護が上手くいきますように。

【空き巣被害】ロングコートチワワ：クリーム色
http://www.geocities.jp/psychosis_jp2002/index.html
ミシェル・・・絶対見つけるぞ！！【愛犬盗難】?-?livedoor Blog
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