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最近は写真日記。

アキバ事情

 父親に「安いレジスターが欲しいから」と言われ、帰国した際に、秋葉原を散策したことがあった。幼なじみと散々歩き回った揚げ句に、結局見つけたのは2万もする様な代物で、僕たちが探していたリサイクル品はまるで発見できなかった。僕の勘違いなのか、以前ならばOAリサイクル品がPCに紛れて売られていた気がするが、秋葉を歩けど歩けど、PCだらけ。生き残っているリサイクル店は盗聴・盗撮・モニターなど。LAOXサトームセンなどの大型店を覗いたものの、品揃えは最低。「やっぱり地元に帰ってヨドバシに行きますか」という結果になったのだが、何だか釈然としない気持ちになった。
 9月に入って秋葉原駅前にヨドバシカメラがオープンしたが、サトームセンなどの大型店はどう対抗していくのだろうか。残念ながら秋葉で細かい接客を期待するのは間違っているだろうが、品揃え以外では結局そういう所で差をつけていくしかないだろう。と書いていて気になったのだが、秋葉の店員はどうしてあんなに対応が悪いのだろうか。ドスパラやじゃんパラはしょうがないにしても、それ以外の大型店にしてもあまり良い対応を受けた経験がない。強いていうなら、大型店のMac館ではお兄ちゃん達が熱心にMacの素晴らしさを宣伝していて、質問にもスラスラ答えてくれるけれど、それ以外の店舗では必ずと言って良いほど質問する度に「えっと、そうですねぇ、大丈夫だと思いますけれど…え?これで良いですか?ああでも、初期不良以外の交換は」とか、もうちょっと頭を使って欲しいものである。交換できないのを知っているから質問をしているのに。いや、もちろん「ジャンク」の説明書きを書かないといけないくらいに秋葉が一般化しているのは知っているけれど、売っているPCの構成くらいはしっかりと覚えておいて欲しい。僕が初めてMacを購入した時も、「このMacにはモデムは内蔵されてないですよね?」「いや、されてますよ」「……。本当ですか?」「ええ。…あ、あれ?おかしいなぁ。入ってないのかなぁ…。ちょっと聞いてきます」って、だから入ってないから、モデムも自分で選んで持って行ったのに。
 と、書けば書くほどいくらでも書けるのだけれど、あれだけ秋葉が注目されているのだから、PCだけじゃなく、以前の様に家電の街としての活気も取り戻して欲しい気がする。例えば他の街に比べて異様に携帯が高いとか。あれだけ呼び込みしてるのに、あの値段は無いだろう。ヨドバシがオープンしたことによって、電気街の大型店がどう反応するのか。それに影響されて他のショップがどう変化するのか。最近では電気街としてではなく、メイド喫茶でメディアに取り上げられている秋葉だけれど、今後の動向が気になる。

5分で分かった気になる、9月のアキバ事情
http://plusd.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/0510/03/news009.html