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最近は写真日記。

写真もしくは寫眞

 中学の頃に川の写真コンテストで佳作だが新聞に名前が載ったことがある。景品は2色ボールペンとコンテストで入賞した他の人たちの作品集だった。写真のコンテストで作品を応募したのはそれが最初で最後である。僕は大学1年次に編集の専門学校に出入りしていた時があった。そこでMacを覚え、編集の基礎や写真の撮り方、現像の方法などを教わった。学祭ではそこの生徒に混じって写真部の手伝いもしたし、様々なプロカメラマンの個展を観てまわる機会にも恵まれた。またカメラマンだけではなく、作家として活躍している方々とも日常的に話しをすることができた。大学を休みがちになったのは言うまでもない。
 大学3年次には日本では大手のラボで1年ほどアルバイトをして、ブローニーの現像ばかりしていた。先にアルバイトをしていた幼なじみは35ミリばかり。このラボでは現像・プリント、またデジタル関係も扱っており、時々デジタルの手伝いをすることがあった。そこでもメインはMacだったが、シリコングラフィックスなども使用していた。
 川の写真コンテストで応募した作品は一眼レフで撮ったものだった。ネガも送ってしまったのでもう手元にはない。人を撮る場合、風景を撮る場合、物体を撮る場合、各々に必ず撮る側の意図が入り込む。上手く撮りたいという人がいるが、結局は自分が観ているものしか撮れないのであって、自分の世界観以上のものは投影されない。アナログにしてもデジタルにしても、技術がなくてもオート機能がカバーしてくれるので趣味でやっている間は写真を撮る楽しみさえあれば良いと思う。
 大学の研究室内にも暗室があったが使用したことはない。考古学ではもちろんカメラの使い方などを学ぶのだが、現場に出れば遺物、遺構を撮る場合はマニュアルで撮らなければならないし、中判カメラも使用していた。僕の父は写真が好きで、家にはいつもカメラ雑誌が散乱していたあげく、子供の時から僕の撮る写真を批評していた。僕がカメラにのめり込んだピークはきっと中学の頃で、今となってはデジカメしか使っていない。ほとんどスナップ写真だが、それでも綺麗とか面白いとか言われると素直に嬉しいと感じる。
 できればはてなでも画像をアップしたいのだが、いつアップしてもエラーが出る。どこかに簡単に画像をアップできるようなギャラリーページとかってないですかね?