apoPTOSIS:mod.HB

最近は写真日記。

褒められて伸びるのか、怒られて伸びるのか

 僕の場合は、褒められてしまうと「ああ、これで良いのか」と現状維持モードに入ってしまうので、仕事であれば怒られた方がやり易い。現に研究所で働いていた時も、毎日毎日スパルタ教育だったが、僕はそっちの方がやり易かった。見学に来た友人は「無理。あんなこと言われたら一瞬で辞める」なんてことを日常的に言われていた。
 自分が怒られた方がやり易いと感じたのは、やはり部活の時か。怒られれば怒られる程、「んだよ。今に見てろよ」なんてムキになってしまう。部活仲間にも「お前にはこのプレイができまい」なんて言われると、できるまでやり続ける。これは性格だろう。僕は粘着体質で、諦めが悪いし、しつこい。執念深いので、「何で、そんなことまで憶えているの?」なんてことまで憶えている。短所になるか長所になるかは、場によって変化するだろうか。
 考古学に関しても、色々な作業面で、「駄目、全然駄目」とか言われると「お!良いね」と言われるまでは絶対に止めたくない。「駄目」だというからには、理由があるわけだから、その際に僕は色々と学習できる。ただ怒られ方にも色々とあって、「愛のこもった」怒られ方ならばまだしも、「遠回しで、嫌み」な怒られ方だと、「ん?何だ、気に入らないだけか?」となる。何だかSM理論だ。
 実際の所、他人に「褒められ」、「怒られ」て成長できる内は自分に甘えがあったり、ただ手を抜いているだけだと取られても文句はないかもしれない。ただやはり「褒められ」、「怒られ」ている内が華かなと。褒められて伸びる人もいるし、怒られて伸びる人もいる。褒められて伸びる人は、どちからというと、やはりフクちゃんタイプか。プライドが高く、「もっと俺を見て、俺を褒めてくれ」というような。怒られて伸びるタイプは逆に、木暮くんみたいなタイプだろうか。成功から成功に繋げるタイプか、失敗から成功に結びつけるタイプか、とも言い換えることができるかもしれない。