秋葉に行ったら、何を食べようか

　秋葉原に買い物に行くと、ついつい長居してしまう。何か食べようかな、と一瞬考えるが、結局立ち食い蕎麦になってしまう。じゃんがらラーメンは有名だけれど、食事時にはいつも行列ができていて、並ぶ時間がもったいない。かといって、松屋や吉野家、天丼てんやで落ち着く気も無い。ドトール等に入ってもお腹一杯食べられるわけではないので、却下である。
　僕がいつも食べている立ち食い蕎麦屋は小諸そばである。僕はうどんが好物なので、体調に関わらずうどんであれば、いつでも美味しく食べられる。また立ち食いであれば値段が安い。せっかく安いものを探しに秋葉原まで来ているのに、食で有名ではない場所でお金を使うのはもったいない。貧乏性なのでそういう所は徹底したいのだ。でもやっぱりうどんは300円くらいが妥当だと思っているので、手打ち蕎麦・うどん屋には入る気にはなれない。
　小諸そばであれば、定食もあり、自分のお腹の減り具合に合わせて食事を決められる。定食と言っても500円程度のものばかりなので、財布にも優しい。JR秋葉原駅前にも立ち食い蕎麦があるが、小諸そばの味の方が好みなのだ。また都そばも好みである。
　ただ２人以上で行った場合は事情が異なる。秋葉に慣れてる友人であれば、小諸そばか松屋、吉野家、天丼てんやになるが、そうでない場合は、僕の好奇心も相まって入ったことのない店に入ってしまう。肉の万世から始まり、サービスの悪い定食屋、それに如何わしい飲茶も食べた。時には昭和通り方面まで出向いて、裏通りのお店を探したり。最近は秋葉でも食事の幅が広がっているので、そういう意味では楽しめる。インドカレーのラホールには、チャンスが来たらいつかは入ってみたいお店である。
　こうして文章にしてみると、やはり僕は食事にお金をかけるということができない性格らしい。毎日、本を買うことはあっても、美味しいものを食べるためにお金を使えない…。いったいどんな貧乏性なのか。

ショップに聞きました！「どこでご飯食べてますか？」
http://akiba.ascii24.com/akiba/news/2004/12/04/652939-000.html