apoPTOSIS:mod.HB

最近は写真日記。

ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん

 日本にいたらリアルタイムで見たいもの。アニメならば交響詩篇エウレカセブン。ドラマであればタイガー&ドラゴンである。
 岩明均ヘウレーカという漫画を書いたけれど、アルキメデスが裸で走り回り、叫んだ言葉が「Eureka」と言われている。イタリア語に訳したら何て言うの?と友人に尋ねたところ、「Ho trovato」だったので、やはり「見つけた」という意味の方が強いのだろうか。どちからと言うと、「わかった」という意味合いの方が強い気はするが。
 そのヘウレーカユリイカじゃなく、エウレカに成り、何故かセブンがついている。セブンが何を意味するのかはわからないけれど、セブンスウェル等からカラーを表してるのだろう。3話までに「ブルー」という言葉が入っているのも、7×7で色を変更していくのだろうか。全50話だとすると、49話で色が足りないけれど…。
 放送時間が毎週日曜朝7時からというのが笑えるが、やはりDESTINYと枠を入れ替えた方が視聴率取れるのでは無かろうか。もしくはエウレカは始めから録画組を対象にしていて、その他のメディア、グッズで売っていく戦略なのか。堤作品もそうだけれど、作品のデキが良いとリアル組よりも録画組が多くなって、数字が取れないことが多い気がする。エウレカは今のところ、DESTINYに比べて作品のデキが段違いなので、録画組に好かれれば、後々劇場版に持って行けるかもしれない。ボンズで京田×佐藤大×吉田健一であれば、いくらでも作りようはあるか。
 唸ってしまったのは創聖のアクエリオン。音楽が菅野よう子だけれど、「合体」とかその度に「ああぁあ!」「気持ちいい」とか言われても、萌えられない。というより、マクロス自体を楽しめなかったので、その楽しみ方がわからない。多分こういうアニメは大勢で見て「おいおい」とか言いながらつっこむのが正統なのかもしれない。
 ハチミツとクローバーに関しては、頑張って「アニメならでは」を演出しようとしているのはわかるが、生きているのは音楽くらいだろうか。羽海野チカワールドを越えるのは相当困難だろう。話数が進み、モノローグが多くなった時に、どういった演出をするのか。自転車ネタは、原作組にはわかりやすくても、アニメから入った人には、何故そこで車輪?と戸惑う可能性は高い。OPはYUKIちゃんの歌で、映像も面白いのだけれど、最後のエビは気持ち悪い。
 タイガー&ドラゴンは1月の三枚起請の回をしっかりと土台にしていて、流石である。長瀬のヤクザ役も、岡田くんのつっこみキャラも良い。惜しいのは、女性キャラである。伊東美咲蒼井優しか綺麗所が居ない。僕の場合、どちらも微妙である。蒼井優の代わりに酒井若菜だったら、クドカン脚本としてはばっちりだった気もするが、あの微妙さがまたキャラとして必要なのだろう。それにしても西田敏行は凄いなぁと。
 そんな感じで、日本にいたら、エウレカタイガー&ドラゴンは録画しながら、リアルタイムで見ているのは確実である。ちなみに、いちご100%は、アニメ化じゃなく実写化した方が面白かっただろう。