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最近は写真日記。

春が近いのか、それとも…

 先週末は気温が高かった。天気予報では今週からまた寒くなり、ペルージャでは最高気温−1℃という噂だったが、未だに最高気温は高め。風があるために体感気温は低いが、数字では最高で6℃まで上がっている様だ。
 高熱が出てから咳が残ったものの、ここ数日は体調が良い。しかし何故か先日から鼻がムズムズ、目が痒い。気がつくと鼻水が垂れてくる。一瞬風邪がぶり返したか?とも思ったが、どう考えても花粉だ。くしゃみも酷いし、咽もイガイガする。日本でも花粉症の時期だろうが、イタリアも気温の上昇と共に花粉が飛ぶ時期か。
 日本にいれば、花粉症に成る頃には春が間近だが、イタリアにいるとそれは怪しい。もちろん僕が反応する花粉の種類にも寄るのだが、2月、3月のイタリアの天候は信じられるものが何もないのだ。日中Tシャツで過ごせる日が続いたかと思うと、雪が降ったりする。そのまま真冬の様な寒さが続き、雨が降り、また温かさを取り戻す。気を抜くと、雨が降り、また気温が下がる。4月に入ってから雪が降ったこともある。
 つまり日本であれば花粉に耐えなければならない期間を予測することができるが、イタリアにいる限り、それは少し困難である。植物が騙されるほどに気温が上がっても、イタリア人は相変わらず完全防備である。春の訪れを知らせてくれる花粉も、ここイタリアでは当てにならないのだ。