プラネテス vol.4:ざまーみろ無理やり関係してやった

　やっと4巻を購入。この巻で第1部終了らしい。通常コミックスで4巻というと、あっという間の物語だが、このプラネテスはそれ以上の読みごたえがあった。もし、第2部があるとしたら木星＋土星の話しになるのだろう。4巻も相変わらず愛のお話。本日深夜0時25分からは、アニメ版の2話目。1話目に関してはイントロが多分に含まれていたので、この2話からがシリーズスタートといった感じだろうか。
　途中で引用された春と修羅も、犬神（しつこいか）とは違い、恋愛の部分。第2部があるのかないのかわからないが、これから先もこういった漫画に出会えたらと思う。

「このクソみたいな社会についに馴染めなかったひとは、何処へ行けばいい？」

「心理の探究は、科学者が自らに課した使命です。本物の神はこの広い宇宙のどこかに隠れ、我々の苦しみを傍観している。いつまでもそれを許しておけるほど、私は寛容な人間ではない。神が愛だというのなら、我々は神になるべきだ。さもなくば、我々人間は、これから先も永久に……、真の愛を知らないままだ」

「愛し合うことだけは、どうしてもやめられないんだ」
幸村誠「プラネテス」Volume 4