KEN_NAITOか内藤健か：(￣□￣；)！！マイ ブッダァッ！！

　id:KEN_NAITO:20050320#p1にて、

たとえばエドくんなんか,　会う前はどんな人間を想像してたんだろうなぁ？

　とフリがあったので、一応答えておこう。「＠秋葉原 with KEN NAITO」id:ain_ed:20050110でも書いているように、ネット上で人に出会って、リアルで会うのはKENさんが始めてであった。ブログ以前であれば、メッセやチャット、メールなどが媒体になるだろう。チャットは複数の場合もあり得るが、メッセやメールなどは１対１のコミュニケーションになる。その場合会話が私個人的過ぎて、キャラが固定され過ぎる嫌いがある。
　逆にブログや日記を公開していれば、対象が不特定多数のために、書かれる内容はそこまで私事にならないだろう。「日記を書いている」というKENさんにしても、「読まれる日記」であって、「楽しく読んでもらえる様に工夫」をしている。つまり自分のためだけの日記ではなく、人に話しても差し支えない程度の話しになっている。
　そして何よりブログの書き手の顔が見えるのがコメントのレスである。特にKENさんのダイアリーの場合、コメントを残している方々は、KENさんと面識のある方が多く、そのやりとりを見ていれば彼らの知っている内藤健という人柄が浮かんでは来るのだ。
　始めてトラバをした時にプロフィールを見たが、スキンヘッドでグラサンをかけた男性が写真に使われていた。その男性が内藤健であるという確証は無いが、とりあえず「スキンヘッド」というイメージはすり込まれた。つまり(￣□￣；)！！マイ ブッダァッ！！：KEN_NAITO<内藤健＝スキンヘッドである。コメントなどを書く時も、僕の頭の中にはスキンヘッドが浮かんでいた。もちろん秋葉原で出会った時はスキンでは無かったが。
　またプロフィールには大学→修士、博士課程→ジョージア大学と成っているが、日本の大学が何処かは書いていないので、気にはなっていた。僕は思いっきり三流大学なので、学歴エリートに会ったりすると興味津々に成ってしまうのだ。それはコンプレックスというよりは、未知との遭遇に近いだろう。イタリアに来るまで僕の周囲に一流は居ても、超一流は居なかったので、そういう人間がどういう言葉を使い、また思考するのか興味があったのだ。これは秋葉原のメイド喫茶でKENさんにしっかりと質問をしておいた。
　ただ「どんな人間を想像していたのだろう」と言われると、僕は少し説明に困る。というのも僕の場合、他人に友人を紹介する場合に、人柄を言葉で説明するのでは無く、ある状況において、その友人がどういう言動をするかで表現するからだ。だからKENさんとはリアルでは会っていなかったので、その状況を思い描くことが無かった。要するに僕にとっては、言葉や思考だけで人をイメージするには不十分なのだ。五官まではいかなくても、最低限視覚・聴覚が反応しないことには、先入観も機能しない。敢えてそれまでにあった先入観を言葉にするとすれば上記の「スキン・グラサン・(￣□￣；)！！マイ ブッダァッ！！」という感じだろう。
　会って話しをしていて1つ予想外だったことがあった。煙草である。僕は煙草はまるで吸わないので、「KENさんは煙草を吸う人」という情報が抜けていた。吸っていても吸っていなくてもどちらでも良いのだが、ただ「一緒にアルコールを飲むかもなぁ」と予想はしていても、「KENさん、煙草とか吸うのかなぁ」という視点が抜けていたのである。結果としてメイド喫茶でKENさんが「煙草吸って良い？」と言った時に、一瞬戸惑ってしまったのだ。つまり僕の中では無意識の内に「KENさんは煙草を吸わない人」というイメージが勝手に作られていた様である。